これまでの妊娠歴、治療歴、生理周期等について確認し、アンチミューラーホルモン(AMH)、超音波検査、精液検査等、子宮卵管造影等を行います。既に体外受精を受ける事が決まっている場合には、以下からとなります。
ご夫妻で体外受精に関するカウンセリングを受けて頂きます。その後同意書にサインをして頂き、旦那様は感染症の血液検査を受けて頂きます。尚、旦那様が奥様の初診日(生理2-3日目)にご同伴出来る場合には、同日でも問題ございません。婚姻証明書は採卵日までにご提出下さい。
採卵周期の生理が始まりましたら、翌日、または翌々日にクリニックの予約をお取り致しますのでご連絡下さい。超音波検査と血液検査に問題が無ければ、自己注射を始めて頂きます。奥様の感染症の血液検査はこの日に行っております。
超音波検査で卵胞の大きさを観察し、採卵までの追加の注射をお渡しします。卵胞の大きさによって、次はおおよそ3-4日後に来院頂きます。
超音波検査で卵胞の大きさを観察し、卵胞が十分に育っている場合、血液検査を行います。採卵当日の説明を受けて頂いた後、排卵誘発剤の打ち方を確認し、帰宅となります。この日の卵胞の大きさにより、2日後または3日後に採卵となります。
採卵日までに左手のマニキュアを落として頂き(親指、人差し指、中指を採卵中の血圧計測に使用する事がございます)、指定された日時に排卵誘発の注射を打って頂きます。
排卵誘発の注射を打ち忘れた場合には、必ずご連絡ください
採卵日当日は、手術の1時間前に来院頂きます。クリニックに来院頂く直前か、到着後にお手洗いに行って頂き、看護師に呼ばれるまで受付でお待ち下さい。手術は麻酔下で行い、採卵自体はおおよそ5-15分程になります。採卵後は30分ほどで目が覚めるので、医師または培養士より採卵で採れた卵子の数について説明致します。目が覚めた後、おおよそ1時間ほどでご自宅に戻る事が出来ます。
採卵翌日(または採卵日が土曜日の場合には、月曜日のご連絡になります)に、何個受精したかをご連絡しております。その後は、培養から6日目の夕方以降に、凍結した胚(受精卵)の状態、個数をお電話にてお知らせしております。より詳細をお聞きになりたい患者様にはお時間をお取りしておりますので、お問い合わせ下さい。尚、お電話で報告した内容に関しては、再度、移植前に直接説明をさせて頂いております。
次の胚移植までおおよそ1ヶ月半は、子宮と卵巣を休める時間となります。採卵後2週間程度で一度出血があり、その次の月に生理が始まりましたらクリニックにご連絡下さい。